うな重 12・22

☆いただきます。数日後、深夜、椅子から転倒することなど、夢にも知らず、いい気なものでした。

衣被 12・21

☆きぬかつぎ。一品としては貧相ですが、ご馳走になっているので、文句は言えません。でも、ほんと、味はよかったです。

串 12・21

☆焼き担当のお兄さんにおまかせ。焼き鳥よりすこし高めか、いい焼き鳥とおなじぐらい。闇市のご馳走でした。

ひとり乾杯 12・20

☆寒い日だったので、いきなり熱燗二合徳利。銘柄は知らないが、まずまずでした。バイト嬢はお茶を飲んでいます。「いただきます」「なんでも注文してちょうだい、よくわからないから」なんですか、ふつうの単純な仕事なのに、時給2000円になったそう。

カウンターか 12・20

☆大箱を想像していたので、入ってすぐのカウンターにびっくり。おくに、テーブル席も三つほどあるが、こぢんまりとしています。二階にひろい座敷があるのでしょうか。一階は、寿司屋か天ぷら屋の風情。

うな鐡 12・17

☆この提灯のそばを、何百回と通りながら、入ろうとしなかった。かば焼きで、おなかをいっぱいにしたくない。行きつけの飲み屋が待っている。

うなぎ 12・19

☆歌舞伎町のど真ん中。下戸のバイト嬢には入りづらい。そこで、「ぜひ、ご同行くだされ」といわれた。噺水酉(はなし・みずとり)の俳号をもつ句者は、どこにても行きますよ。

王城 12・18

☆話を変えましょう。粗忽金曜より前の話です。また、ご馳走になりました。また、うなぎです。それで歌舞伎町にきました。ここ、まだ健在ですよ。名曲喫茶からカラオケへ。となりの小公園を挟んで、カチューシャなどをみんなで歌う喫茶店(歌声喫茶)は、とっくに消滅しましたが。

魔の金曜日 12・18

☆覚悟する　抜歯の夜の　極月の月　　　噺水西

損傷 12・17

☆ウンベルト・エーコの「醜さ」という一文を読んでいる。同人の「美しさ」よりもおもしろい。と、弁解しておいて、「げっ！」という声を封じたい。日曜になって、唇に打撲傷があらわれた。下唇も倍に腫れている。左の脛も打っている。鼻梁に滲み出していた血の塊は風呂で流されて消えた。