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中仕切り 12・22 [2017年写真]

DSC00677.JPG

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サイクリスト 12・21 [2017年写真]

DSC00689.JPG袴姿の写真はありません。ジジはまだ、元気でなく、「撮らせてください」ともいえなんだ。言ってもことわられたか。ネットで探しましたが、この古い一枚。新聞記事があって、徳永真理亜(とくながまりあ)さんでした。意外にもサイクリストで、競技にも出ています。琵琶湖のまわりを走るのでしょう。自分で自分を楽しむ人のようです。行く秋を近江の人と惜しみけり。

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あ 12・20 [2017年写真]

DSC00473.JPG☆ひとさじすくうと、「あ」とお父さまが、かすかな叫びをあげました。そうか、ここは島崎藤村が暮らした茶丈(さじょう)か。教え子、佐藤輔子(すけこ)に失恋した藤村は関西に逃げ、あちこちを転々とした。石山寺の方丈にも、一か月と少しすごした。お店の前面は、その僧の住まいを真似たのか。袴の人は、土地のマドンナで、男たちがやってくる。「明治女学校」の佐藤輔子のコスプレ。それにしても、うまいや。透明なくずを黒蜜につけて食った。「茶丈藤村(さじょうとうそん)」か。

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メニュー美画 12・20 [2017年写真]

DSC00690.JPG☆メニューのカバーを見て、文を読んだりしながら、それでも、まだボーっとしている。まわりを見まわし、落ちついた感じだ。お菓子のケースのそばにふたりの女がいた。ひとりは普段着だが、ひとりは矢がすりに袴(はかま)で、髪をきれいに結っている。40代だろう。「もう、くず切りを頼みました。いつまでメニューをいじってるの」と、つれ。子の心、親しらずと、思っている。

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甘味処 12・20 [2017年写真]

DSC00527.JPG郵便局まで、もどった。並びの店に、つれは行くといった。ここか。なかなかしぶいね。なんだかでかい。寺ふうか。3階建てか。へえ、立派な看板だ。右から読むのか。「ふじむら」か。そのまえの「茶丈」ってなんだ。ジジの頭は動くのを拒否している。白い暖簾をくぐり、一枚ガラスの引き戸をあけた。さきに通りすぎたときに、窓の内にいた中年男の一団がまだいる。そのとなりのテーブルにすわった。ああ、やれやれ。早く甘いものをくれ。「くず切りください」と、つれ。

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千代の苔 12・19 [2017年写真]

DSC00469.JPG☆「空のレスキュー隊を呼んでください。あの石段は降りられない」と、訴えてみただけ。どの山寺にも、裏手に僧などが使う坂がある。それでも、急で長い。やっと参道にもどり、池を写した。これで終わり。大津駅と京都駅は、東海道本線で、わずか10分弱。緊張を解いた。脚ガクガク、頭ボー。

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本堂から 12・19 [2017年写真]

DSC00466.JPG☆すごく開放的な作りです。平安時代の古式をいまに伝えています。冬はどうしたのでしょうか。ただ、紫式部が死んでまもなく、寺は焼けました。すると、作者が想を練った部屋などあるはずもない。ジジは木の長椅子にすわり、しばし、静寂を楽しみます。

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古刹遊心 12・18 [2017年写真]

DSC00464.JPGいつごろから、人形部屋にしましたか。

母「めぐりあいて見しやそれとも分かぬまに~~」

子「有馬山猪名の笹原風吹かば~~」

背後の娘が成長して、大弐三位(だいにのさんみ)になりますのか。


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石山の石に 12・18 [2017年写真]

DSC00467.JPG☆80はある石段をのぼりおわって、まっすぐ奥へ行く。岩にぶつかり、左へ曲がると、また石段。あがって左を向いてこの写真。本堂の正面ではなく、端(はし)から入るかたちだ。千数百年のうちに、石段の位置が変わったのかな。えっ、なにやらわかりにくい幔幕。牛小屋か。のぞいて、びっくり。

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岩石 12・17 [2017年写真]

DSC00463.JPG☆参道をまっすぐ行くと、右手に岩がつづく。石灰岩と花崗岩がぶつかりあって、ケイ灰石(けいかいせき)ができた。その跡が褶曲(しゅうきょく)して見えている。とてもめずらしい、と案内の板にある。なるほど、寺が「石山」なのは岩山だからか。と、まだ気がつかないジジ。突如、右手に急な石段があらわれ、それをのぼって本堂だとある。段中央の鉄製の手すりにしがみつき、一段ごと。めまいがする。つれが背後にいて、転がり落ちたときには、うけとめるつもりだ。terror! 式部はかつがれたか、芭蕉はどうした、藤村は22歳、かけのぼれる。

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