大吉備国の没落 4・24

☆戦記は破棄されたので、『古事記』も『日本書紀』も空白です。「空白の4世紀」です。鬼城山（きのじょうさん）には、総社駅前からバスに乗るのが便利なようです。いかんせん、行ってみたくても、われは足萎えの案山子（かかし）です。テレビの百低山で見たりしています。いま残る城趾は朝鮮式の山城です。白村江の敗戦後、あわてて築城しました。わたしはそれ以前にもここに、吉備国の城があったと思います。吉備津彦のヤマト軍に追いつめられた「吉備国正規軍」はここで最後の応戦をします。

コメント 2

むむ、朝鮮式の山城の前に！　面白いです！
これが学者の方ですと、獲れたての魚を前に、おっかなびっくり小さな「メス」で、腑分けしてゆくのでしょう。
しかし今、小説家の鮮やかな包丁さばきを見せつけられるようでした。
歴史の「活き造り」です。

＊「にっぽん百低山」も良い番組でしたね。
by SYUPO (2024-04-24 02:04) 

訂正
［2024年］です、もちろん。
by 塩見　鮮一郎 (2024-04-24 20:16)