作家 塩見鮮一郎 が撮影する日々の写真
「ああ、あの赤い小屋……」というふうに、まざまざと記憶に焼きつけられました。「宝立(ほうりゅう)」という地名の読みも、知ることができました。珠洲、飯田、正院、鵜飼、蛸島、見附島といった地名もたびたび耳にするうち、親しみを覚えるようになりました。説経節の「山椒太夫」などで、子たちが売られてゆく港々の名が「物は尽し」のように読み上げられます。シンプルに地名を挙げてゆくだけなのですが、行ったこともない入り江の湾曲だとか、山々のかたちが目に浮かんできます。なんとも言えない哀感を覚えるくだりです。ふと、そのようなことを思いました。 by SYUPO (2024-02-16 22:52)
SYUPOさん、このところ自由にお書きになってて、その気分まで伝わってきます。ここを訪ねてくださる多くの旅人も、一呼吸、ふっ、はっ、うんと吸い込み、バッと吐きだすことができ、いいです。 by 塩見 鮮一郎 (2024-02-17 02:03)
「ああ、あの赤い小屋……」というふうに、まざまざと記憶に焼きつけられました。
「宝立(ほうりゅう)」という地名の読みも、知ることができました。
珠洲、飯田、正院、鵜飼、蛸島、見附島といった地名もたびたび耳にするうち、親しみを覚えるようになりました。
説経節の「山椒太夫」などで、子たちが売られてゆく港々の名が「物は尽し」のように読み上げられます。シンプルに地名を挙げてゆくだけなのですが、行ったこともない入り江の湾曲だとか、山々のかたちが目に浮かんできます。
なんとも言えない哀感を覚えるくだりです。
ふと、そのようなことを思いました。
by SYUPO (2024-02-16 22:52)
SYUPOさん、このところ自由にお書きになってて、
その気分まで伝わってきます。
ここを訪ねてくださる多くの旅人も、
一呼吸、ふっ、はっ、うんと吸い込み、
バッと吐きだすことができ、
いいです。
by 塩見 鮮一郎 (2024-02-17 02:03)