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珠洲市宝立町 2・16 [2024年]

DSC02619.jpg☆シーサイドから5キロほど南下すると、宝立町(ほうりゅうまち)で、珠洲の内海側では、ここの津波がおおきかった。いまは珠洲市だから、テロップは珠洲市ですましていたが、写真の奥に突き出た岬があることから分かるように、飯田漁港や蛸島のある浜とは別の湾だ。15分後に 最初の波がやってきた。と、そんなことがわかったのもずっとあとのこと。川は鵜飼川、右岸側に鵜飼漁港。左岸には、赤い小屋。おぼえていましたか。もう少しだけ、南下すれば、あの見附島(軍艦島)で、この写真の撮られたころには、後ろ半分が崩れていたのですね。

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SYUPO

「ああ、あの赤い小屋……」というふうに、まざまざと記憶に焼きつけられました。
「宝立(ほうりゅう)」という地名の読みも、知ることができました。
珠洲、飯田、正院、鵜飼、蛸島、見附島といった地名もたびたび耳にするうち、親しみを覚えるようになりました。
説経節の「山椒太夫」などで、子たちが売られてゆく港々の名が「物は尽し」のように読み上げられます。シンプルに地名を挙げてゆくだけなのですが、行ったこともない入り江の湾曲だとか、山々のかたちが目に浮かんできます。
なんとも言えない哀感を覚えるくだりです。
ふと、そのようなことを思いました。
by SYUPO (2024-02-16 22:52) 

塩見 鮮一郎

SYUPOさん、このところ自由にお書きになってて、
その気分まで伝わってきます。

ここを訪ねてくださる多くの旅人も、
一呼吸、ふっ、はっ、うんと吸い込み、
バッと吐きだすことができ、
いいです。
by 塩見 鮮一郎 (2024-02-17 02:03) 

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