一陽来復 12・22

☆昼の長さは短いが、日の光が奥に届くや、冬至かな。

造形習字 12・22

☆中国では囲いこまれた土地ですが、日本では水田。デンにちかい音は中国からで、日本ではタでした。弥生時代から、方形に畔(あげ)を切った水稲がひろまり、エミシにもつたわります。そのころ、「タ」と呼んだのでしょう。漢字が入ってきて、田に「タ」を貼りつけ、ときに「デン」です。

年の瀬 12・21

☆年の瀬の花は？塩見くん。　はい、先生。こんなとこです。うん、塩見くん、花言葉は？　はい、先生、ざわざわして、うるさい。6年Ｂ組とおなじです。

晴れて静か 12・21

☆いまの武蔵野は、明治のころのように、空が黄砂(こうさ)でおおわれることはない。コンクリートで大地を広くおおってしまったので。

鼻ぐり塚の場所 12・20

☆またしても、拙図の登場です。へぐり塚とまちがえています。吉備の国を三分割したとき、備前と備中で取り合いになった土地です。

鼻ぐり 12・20

☆これが「はなぐり」です。鼻木(はなぎ)ともいいます。牛の鼻に通す輪です。1頭の牛が死ぬと、ここに捨てたのです。まだ農耕牛が使用されているのでしょうか。それとも、屠牛場が近くにありますか。(わたしは、ここ以外に、供養の塚を見たことがありませんが)

鼻ぐり塚 12・19

☆うわーー、おおきくなっている。70年前は、この10分の1か。それでも初めてのときは異様でした。こんなに、たくさん。人間のために働き、死んだ牛のことを、親戚の大人たちは思って 手を合わせました。21世紀のいまは祭壇ができ、牛の「こまいぬ」までが、左右にいます。

懐古 12・19

☆親戚の人など数人で吉備路を歩いていると、この看板。ショウマン経の女主人公と「鼻ぐり」とは。行ってみますか。全員「初めてです。行ってみましょう」

即席麺 12・18

☆非常食のため買い置いていたサッポロ一番の賞味期限がきた。ひさしぶりだ。黒コショウをいっぱいかけた。湯気の匂いがなつかしく思えたのはふしぎでした。昭和のオリピックのころには、だれもが食べていた。

不満不服 12・18

☆これ、アマゾンの本屋。最近、たとえばジジの本のリストに、なんの脈絡もない本が割りこんでくる。書名の上にちいさく「スポンサー i」とあります。どういう意味だ。なんか、きたないやり方だ。売リ上げが伸びないので、あせっているのか。