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制度と葬儀 4・20 [2024年]

DSC03197.JPG☆当然、近藤さんも論じています。岩波文庫のコピーです。データはきちんとしていますが、ちょっと歯がゆい。言えばいいじゃないですか。縄文の土器を別にすれば、弥生時代では傑出した造形です。ここには、村落の共同体に支えられた権力がある。組織によって大きな円墳を造り、葬儀の式次第が共用され、その日、華麗なこの土器が飾られた。製造に関しては、設計図が引かれ、装飾デザインがほどこされた。「吉備」という国の先進性を、断定すればいいのです、先生は。

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SYUPO

今まで、亀石や特殊器台などについてよく知らなかったのですが、吉備という土地は非常に面白い場所なのですね。
自分の不明を恥じるとともに、日本社会全体も「ヤマト」中心の史観から脱却できていないと感じました。
by SYUPO (2024-04-20 03:27) 

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