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野菊考 5・18 [2021年写真]

DSC08415.JPG☆木下恵介は多彩な作品をたくさん作りましたが、わたしの監督は、これと『二十四の瞳』です。自然のなかに人間を溶かし込むような場面がつづきますが、日本の水墨画のように見えても、ここには西欧モダニズムが隠されています。同世代の黒沢がジョン・フォードを真似たアメリカンなら、木下はフレンチです。

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塩見 鮮一郎

水路が交通の中心だった1900年ごろ。
で、
こんなシーンを映画屋なら撮ってみたい。
でも、セットの舟着き場、舟を用意し、雨を待つ。
役者は髪をつくり、着物を着る。
by 塩見 鮮一郎 (2021-05-18 15:24) 

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